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ミーハーオタク女子のひとりごと

ハーモニーで魅せる、コラブロというイギリスのアーティスト

「音楽に国境はない」という言葉は秀逸だなと思います。確かに「音楽」に国は関係しない。肌の色が違えど、瞳の色が違えど、話す言葉が違えど、ピアノのドの音は同じだし、ギターのFコードも同じ音。創り出された美しいメロディは国を超えて愛されるんですよね。
では「歌」はどうなんでしょう。歌は音楽より難しいんじゃないですかね。歌詞が入ると、必然的に言語の壁にぶち当たりますし。私自身も洋楽が好きで偶に聴いてるんですけど、歌詞の内容は殆ど把握していなかったりします。英語が苦手なのもありますけど、雰囲気で聴いてると表現した方が正しいのかも。そんな人、多分たくさんいらっしゃると思うのですが、どうでしょうね。

さて、今回はそんな中で、言語の壁さえも容易に乗り越えて国を跨いで来た「歌」の話をしたいと思います。もちろん世界中で愛される歌は数多くあるのですが、私が今日ステマしにやって来たのは、イギリスのとあるアーティストたちの「歌」です。


ハァイ、ウィ アー コラブロ!

フジテレビの「めざましテレビ」や日本テレビの「スッキリ!」で見かけた人もいるのではないでしょうか。イケメン!と言うわけではないけれど、そこそこに顔の整ったイギリス人の5人組が「ハァイ、ウィ アー コラブロ!」と声をそろえて挨拶する所を。

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そうです。彼らこそ私がわざわざブログを立ち上げてステマしたいアーティストなのです。上記写真左からマット、リチャード、マイケル、トム、ジェイミーです。
まずはコラブロって誰なの?という所から。

Collabroとは

イギリスのオーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」をご存知でしょうか。名前を言われてもわかんねーよっていう罵声が聞こえてくるようです。ごめんなさい。でも多分一度は観たことがあると思います。スーザン・ボイルポール・ポッツを生み出した番組です。そう、あの、強面のオジサンが出場者をボロクソに貶して、可愛いお姉さんがパフォーマンスに涙して、軽率にスタンディングオベーションが起こる、あの番組です。

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コラブロはこの番組から生まれました。2014年4月20日、5人の青年たちは舞台の上に出場者として立ちました。結成してわずか1ヶ月と言うことで、審査員もあまり期待していなかったようですが、彼らが歌いだすと会場は一気に引き込まれます。何はともあれ、百聞は一見に如かず、その時の映像を観ていただきたいと思います。

どうでしょう、まだ驚くのは早いです。この素晴らしいパフォーマンスで予選通過し、準決勝を勝ち抜き、そして2ヶ月後、決勝でまた同じ曲を歌います。この2ヶ月でここまで成長するかってくらい変わります。彼らの才能はここだと思います。その映像はこちら。

結果、優勝。彼らはこの時初めて、一般人からアーティストになりました。その後、デビューアルバムが全英チャート初登場1位を獲得。イギリスでドカンと人気者になりました。

そんな彼らが日本でCDデビュー!

実はAmazonでは前から買えたのですが、昨日からアルバム「Stars Special Edition」が日本のCDショップで買えるようになりました。レ・ミゼラブルより「Stars」「Bring Him Home」、アナと雪の女王より「Let It Go」、オズと魔法使いより「Over The Rainbow」など、日本人にも親しみ深いミュージカルソングも入っています。特典クリアファイル付き!もちろん私も手に入れました。まさか日本でデビューすると思わなかったので感慨深いものがあります。
そして、今まさに来日中であります。



さて、彼らの魅力のほんの一欠片でもわかっていただけたら嬉しいです。私自身、ブリテンズ・ゴット・タレントのYouTubeから見つけて、それから彼らの虜になりました。日本でのコンサートへは行けませんでしたが、大成功だったみたいですね。良かった。



最後に、今日のMステに彼らが出演するので、是非観てください。私も正座して震えながら観ようと思います。言語の壁を、美しいハーモニーでぶち壊してやって来た彼らの歌を、聴いてみませんか。